2010/02/27
スリランカに考えさせられた。
私は1年ぶりにスリランカに二週間ほど行ってきました。今回はお世話になっている、料理研究家の香取先生のスリランカ料理修行の現地コーディネーターとしていってきました。この旅で私が感じたたくさんのことから少しだけ述べます。
1年前私がアーユルヴェーダの修行にスリランカにいったときは、スリランカが戦争の
真っ只中でした。公衆バスや電車の中でも自爆テローがありました。バスの中、電車の中、人が人を疑うような目で見ていました。戦争を終わった一年後の今回は皆の目が生き生きしていたことがとても印象的です。楽観的でのんきなスリランカ人には、人を疑う姿より、この生き生きした姿のほうが間違いなくあっています。でも楽観的過ぎて、戦争があったことも、戦争になった原因がまだ残っていることも、忘れてしまうのではないかとちょっと心配の気持ちになりました。
そしてコーディネーターとしての初仕事は大変でしたがたくさんのことを勉強できるものになりました。仕事のたいして違う価値観を持つ、二カ国の人たち、それぞれのスタイルを崩れないように、お互いに負担かけないように、目標達成することの難しさ少しだけ分かってきました。今回初めての仕事で私が徹底して望んだのが、「時間を守ること」です。
何が難しいかと、思われるかもしれないですが、結構難しいものです。道路状況、車の状態などなどと考えないといけないことたくさんあるのですが、運転手に時間に来てもらうことが一番難しいものです。待ち合わせ時間の30分前に彼に来てください、というと、だいたい丁度の時間になりますので、一週間毎日「時間を守ること」が出来ました。こういったちょっとしたコツをたくさん勉強になりました。スリランカのことを色々説明していく中で、自分の国についての勉強不足に改めて気づきました。今回たくさんの歴史の本を買ってきました。
先生たちは日本に帰ってあと、私は林田 正光さんのリツカールトンのサービスについて書かれた「ホスピタリティーの教科書」という本を片手に、スリランカの三ツ星ホテルに宿泊研修に行きました。先回と違うけど、アーユルヴェーダも体験できるホテルでした。
日本には、馴染のないかもしれないのですが、スリランカには、得られたサービスに対して、「チップ」という文化があります。チップをあげることになれてない私ですが、今回こんなことに気づきました。スリランカのチイプとは、先進国が途上国に対して行う、経済援助みたいなものです。
高いチップを払えば、ルームボーイも、ホールスタッフも自分に何か特別なことをしてくれます。サービスマンもチップの高い順番にサービスを提供します。その一方でロビーやトイレなどが三ツ星のわりにはきたないものでした。ホテルの全体的なサービスの向上求めるより、スリランカ人のお金持ちや外国人がサービスを買っていました。私が読んでいた本に書かれていた、サービスマンの「気配り、こころ配り」はそこにはなかった。そして「気配り・こころ配り」育たないようにしている、お客さんもいました。それはまさに、戦後60年間先進国がスリランカを応援しても、発展してない、育ってないことと一緒でした。
チップをあげてない、私が得られたサービスについて話すまでもないのですが、高いチップをもらうために、競争している、ルームボーイやスタッフの姿がとても印象的でした。
競争がないため、今のサービスが当たり前と思っている、地方のサービス業界。チップ制度があれば面白いかもしれない。サービスを買うためのチップではなく、されたサービスを評価するチップがあれば、みんな元気になるかもしれない。
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