

「隠岐」「日本海」といえば、魚っ。
海士まで来て釣りをしないわけにはいかんでしょう。
その一言がきっかけとなって、海士に引っ越して1年のAMANAスタッフ青山と、その友人杉浦くんが来島3回目にして、初めて釣りをすることになりました。
(AMANAトップページでしゃべっている2人です。)
2人のそんな願望を快く受け入れてくれたのが、遊魚船「神佑丸」の平田さん一家。朝7時に船を出してくださいました。船はおろか、釣りもろくにしたことがない北海道生まれの男二人、わくわくしながら乗り込みました。
(写真右は、平田昌由さん。)

朝の眠気はどこへやら、初めて乗る小さな船におおはしゃぎ。そして、船が出た後にはなんと、、、平田さんの奥さんが手作りの弁当を作ってくれていて「どうせ、なんも食べてないだろ、食え」と一言。このおにぎり、「爆弾おにぎり」という岩ノリでご飯をまいたおにぎりで、岩ノリの歯応えと海士のお米の甘さがたまらないんです。それをお腹空かせて海の上で食べた日には、もう「うまい。」以外の言葉が見当たりませんでした。

そして、いよいよポイントを定めて釣竿に餌をつけはじめます。平田さんの丁寧なご指導を頂いて、いざ実践。平田さん2人に苦笑いされながらも、なんとか2人海に向かいました。波の表面と海中の潮の流れは違うらしく、僕ら二人はどっちに自分の餌が流れたかもわからない状態。

ちょっとそれっぽく竿を動かしたり、たまにリールをまいたりしても、やっぱりそう簡単にはいきません。それほど甘くはないですよね。でも、釣れない間も、とぽーん、とぽーんと波が船にあたる音と、ちょっと霧渡った海士を見ながら、ゆったりとした時間を味わっていました。

20分くらいかな、やっぱりそう簡単にはこないなぁ~、なんて、話していたら・・・
突然杉浦くんの竿が、びくーんと反応。これは、、と、びっくりする程へっぴり腰で何とか巻き上げて出てきたのは、約30cm程のきれいなタイ。初めての魚に、もう僕らは大興奮。初めてだから、これは大物だー!なんて叫んでいると、平田さんは「まだまだ」なんて笑っていました。実は既に大興奮に入った僕らは、その後も立て続けにイサキに、ほぼ同じサイズのタイが釣れはじめます。4匹の(僕らにとって)大物を釣れたあと、突然杉浦くんの竿が、びくーんと、前回までの動きより大きい反応。これは・・・・!

もうね、大感動。この画像の魚約50cm、3kgほどのタイで、初めての大きさでした。しかも、なんとこの後すぐほぼ同じ大きさのタイが青山にもヒット。それはもう、初体験ながら病みつきになりそうな興奮でした。ここで、一気に調子にのって・・・、と思っていたら、意外に後が続かず、ポイントも変えることに。
初めての大物に興奮しすぎた二人は、はしゃぎすぎと焦りすぎで徐々に船酔いに。この頃すでに時間は昼をまわろうとしていたのですが、まずは杉浦くんがダウン。続いて青山もダウン。

志半ばで帰れるかー!と言っていたのも一瞬。もう無理、てなテンションになったときに「やれやれ」なんて言っていた平田くんが竿を海に投げ入れていました。暫くすると、久々に見たびくーんという引き。これはでかいぞ、と盛り上がりながら見守っていると、なんとタイをダブルで吊り上げました。さすがの一言でしたが、そのときすでに2人は夢の中。いい潮がきはじめたときに船を引き上げていただいたのでした。

その後、シャワーを家で浴びてから、再び平田家にお邪魔すると、魚のさばき方&料理教室が開催。包丁もろくに握れない2人にまたもや親切にさばき方を教えてくれました。そして出来た夕食は鯛飯、鯛のアラ汁、鯛の煮付け、刺身。もう感無量。料理教室の途中からは名酒、隠岐の誉も飛び出して、最高に幸せな時間となりました。
ちなみに2人とも釣った一番大きな鯛に関しては、親戚に送ることもできてもう最高に大満足。
正直釣りって、やったこともなくて、あんまりやりたいとも思ってなかったんだけども、こんなに楽しいものなのかと痛感しました。個人的には、あの頑張りたくても頑張れない感じがとっても好きな時間でした。ともすると焦って動かしたくなったり、何かしたくなるんだけど、平田さんがここだというベストポイントを選んで、それまでに最善の準備をしてくれているのだから、後は海に任せる。その感覚って普段から大切にしていたいなぁって、漠然と思っていました。ぜひまた行ってみたいし、友だちにもオススメしたいですね。
平田さん、本当にありがとうございましたっ!
![]()