AMANA

島根県海士町の情報発信サイト


海士には民間・公共問わず多くの方が視察に来られます。
今週来られたのは、アミタ株式会社のお二人。

地方活性化において最先端にいる企業と海士が
今、新しい可能性を模索しています。






今回のお二人に出会う前、資料で気になった言葉があった。

「日本は都市化・工業化していく中で、

物は豊かになったけど、心は貧しくなった」


この言葉を、小さい頃から今まで何度耳にしたことだろう。
学校でもテレビでも、たまには漫画でまで言われてきた。

何回もこの言葉を聞きながらも、コンビニやゲームに囲まれている
自分にとっては、 もう聞きたくない言葉だった。


「本当の豊かさとは、本当の価値とは」

教科書にその答えが書いてあればいい。
それくらいに思っていた。





今回、出会うことが出来たアミタ株式会社は、その答えを問い続けて
30年になるという。 「本当の価値とは」と、多くの人が口にする一方で、
本当に大切な価値を実現しようとしている企業は少ない。 私が、この
セリフに抵抗を覚えていたのも、だからといって行動に移せない自分
が嫌だったからなのだと思う。

そんな中で、アミタは「価値のないものを価値のあるものにしてみせる」
その意志と事業力で、日本の多くの地域活性に大きな役割を担い続
けている企業である。


そして、そのアミタが求めたのは「脱藩者」
既存の社会の枠組からはみ出してしまう人や地域であった。
その「脱藩者」にこそ可能性があるととらえ、縁あって海士町と出会った
のが今年の2月。





どの自治体よりも大胆な行財政改革を行い、 産業活性に力を込め、
島の資源を大切にしてきたこの海士は、普通ではなかったらしい。

遠い昔遠流の地でもあったこの島が、敬意を込めて「脱藩者」と言わ
れることには不思議な縁を感じる。

まだアミタと海士がどんなつながりを持てるのか、どんな連携をもて
るのかはまだわからないけれども、それを探しに来たのが、2回目と
なる今回の来訪だった。


amana

朝早くにすみません…。
(この日は朝7時集合・・・。
すみませんでした。ホント。)

いえいえ慣れてるので。

amana
今回の海士はどうでした?

竹本
いや~、よかったよ。すごいわ。
この島はね、生活する環境としてのクオリティが高い。
まずね、給食がすごい。

amana
毎日ブログで更新してるくらいですからね。

本当に、地域の子どものためにいいものを作って
いるんだから、 その給食のあまりを外のひとに売
ったり、一人暮らしのひとに売るんでもいいよね。
今の時代では、一番安心感ありますよ。

amana
海士町は昨年の健康ツアーでは、医療をせずに、
ひととのつながりや自然の中で健康になる、とい
うコンセプトで多くの人が来てくださいました。

うん、海士の魅力の一つは、まさにそのライフスタ
イルだと思ってます。給食にしても、本当の意味で
生活する環境が整っている。自給自足がしたいひと、
新しい生き方をしたいひと、そういった人たちが体
験できるツアーや長期滞在のプログラムは絶対に
需要があるはず。地道にどれだけ創っていけるか
ですよね。

そのときに一番大切になるのが、地域の資源に付
加価値を与えられるようなひと、つまり職人のような
ひとたちをいかに増やせるか、そしてそれをコミュニ
ティが育てられるなら、島はさらに変わっていくよ。

竹本

アミタ的にも、いろいろな提案もあるし、可能性を
見出しているけども、まだまだどうしていくかなんて
わからない。お金とか役割とか、そんなことの前に、
まずは地域に聞かなきゃなんにもわかんないんで
すよ。

amana
地域に聞くって表現は面白いですね。

組織や役割ってのは、正直どうでもいい。戦略が
あって、後から組織が形になるものだと思っていま
す。この海士町は、その戦略を創るうえで非常に
大きな要素が満たされていると感じました。

amana
戦略を創るための要素が海士に満たされているん
ですか?なんだろ…。

ひとのつながりです。この島のひとのつながりこそ
が、戦略を創っていくうえで財産になるんです。

amana
それってどういうことですか・・・?(続く)

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